千葉商科大学(以下CUC) 政策情報学部のみなさんと、本ができるまでを学び・体験する「CUC×atelier gray工場見学会」を2021年度も開催しました。
当社では「この国のモノづくりと人づくりを支え続ける」という企業理念に基づき、学校などに自社設備を学びの場としてご提供しています。CUC政策情報学部の皆さんとは、エディトリアルデザインを学ぶ学生を対象とした印刷工場見学会を実施しており、今回で3回目の開催となりました。
前年度は、感染症対策の観点から、オンライン見学会としてライブ配信で開催しました。しかし、工場ならではの臨場感と直接的な体験を求める声が多く、学校とも協議を重ね2021年度は工場での体験型と、オンライン参加によるハイブリット形式での開催へと踏み切りました。
授業は「印刷の基礎知識と本ができるまで」をテーマに、普段見ることのできない印刷工場の見学と、atelier grayを利用したワークショップ形式で行われました。ワークショップでは事前に入稿いただいた自分たちの作品が、印刷・製本され1冊の本になるまでを、当社スタッフの案内のもと体験を交えながら行われます。完成した本を手にしたときの学生たちの嬉しそうな顔は、私たちにとって何よりも代えがたい瞬間です。
工場に足を運べなかった学生のために、授業の様子は配信も行いました。撮影・ライブ配信は映像制作を学ぶ学生の実地研修として行われ、多様な学びの場を学生たちと一緒になって作ることができました。
コロナ禍で体験という学びの機会が減ってきていると思います。自分たちの作品が1冊の本になるまでを通して、学生のみなさんはどのように感じてくれたでしょうか。そんな体験が、これからもたくさんみなさんに訪れることを願っています。
印刷工場で授業してみたい!ワークショップをしてみたい!そんな思いをお持ちの方は気兼ねなくお問い合わせください。
今後もみなさんのお役に立てるよう取り組んで参ります。
最後になりましたが、千葉商科大学 政策情報学部のみなさま、ありがとうございました。